アノ、ダンパーを...

MTC2ダンパー

 完成したMTC2Rですがダンパーの仕上がりが気に入らず再度組み直しましたが、どうにも納得がいくものが出来ない(´・ω・`)

 

ならば、以前から気になっていたアレを!

 

AXON HIGH BIG BORE SHOCKⅢ

MTC2のダンパーが悪い訳では決してありません。作り手が悪いのです。

不甲斐なさを感じつつ、あえてのサードパーティ製ダンパーです(苦笑)

 

AXONさんの製品は精度良く丁寧に作られている印象で、このダンパーはいつか使ってみたいと思っていました。

また、これまでのシャーシではキット標準または、キットのメーカーで指定されているオプションのダンパーしか使用した事がありませんでしたので所謂サードパーティ製のダンパーを組み入れる事に興味がありました(ダンパースプリングは使っていましたが)。

 

HIGH BIG BORE SHOCKⅢ 構成部品

このダンパーキットはMTC2用ですが、ダンパーのトップとエンドの樹脂パーツとエンドボール、スプリングリテーナ(受皿)は付属しておらず、MTC2の純正パーツを使用します。

因みに、MTC2とMTC2Rでは上記部品のスプリングリテーナ以外は部品が異なります。

ただ、両キット共にシリンダーやピストンロッドなどは同じ部品を使用していますので、恐らく大丈夫であろうとMTC2Rの部品を使用して製作してみます。

尚、今回は純正ダンパーはそれはそれで使用したいので、必要な部品は改めて取得しました。

A2817,A2546(1台分で各々2つ必要)

AXONのダンパーキットと合わせると安価な車両キットが1台買えますね(;´∀`)

 

以下、組立の様子。

組立の工程は一般的なダンパーの組立手順と同じです。

ピストンASSY

このピストンロッドですが、シリンダー内部と合わせ「HVFコート」なる処理がしてあるのですが油断すると滑って落としそうになるくらいツルツルです。

冗談抜きで笑えるくらいなのですが、耐久性についてはどれくらいなんでしょうか?

O-RING

Oリングは先のMTC2Rダンパーにも入れてみましたREVORINGⅡが同梱されます。

O-RING

どうやらこのOリング(小)は先にシリンダー側に入れるのでは無く、ピストンをシリンダーに通してからロッド下端から入れるのが正解らしい。

ロッドガイド

そしてOリング側が少しテーパー形状になっているロッドガイドを入れ、エンドキャップを装着。

エンドキャップは一気に閉めずにピストンを動かしつつ、Oリング(小)がきちんと着座する様に少しずつ締めた方が良さそう。

 

MTC2Rダンパー(右)との比較

MTC2Rダンパーと並べるとショートダンパーなMTC2Rダンパーよりも更にショートシリンダーである事が分かりますね。

オイルを入れて

指定のダンパーオイルは少し低粘度なオイル。

今回は一先ずミドルグリップな設定でフロント25wtとリヤ27.5wtを入れてみます。

ダイヤフラムを載せキャップをすれば

完成!

今回は一回でそれなりにうまく出来たと思います。

4本ともバランス良く組め、スムーズに作動出来ているかと。

 

外観もマットな感じで高級感があります(実際高いけど(´・ω・`) )。

見た目の満足度は非常に高いかと思いますので盆栽派にもオススメです(笑)

good!

MTC2用がMTC2Rへ使用出来るか心配でしたが、車載したところまでは特に問題は無さそうです。

実際には走ってみてからですけどね。

 

早く走りに行きたい...

 

 

 

 

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