怒濤の追加オプション其の二。
とは言っても今回はキット購入前に既に届いていたオプションです。
一度、試してみたかったエアレーションダンパーです。しかもビッグボアタイプ。
XV02では「フロント」タイプを前後に使用。
早速、組んでいきます。
過去、エアレーションダンパーは組んだ事が無く、構成部品に少し戸惑いました。
ダイヤフラム式と違い、ケースを結構しっかり目に密封する感じでしょうか?
ピストンは変わらないかな。
ただ2穴で更に1.6mmと1.7mmの2種類からの選択となっていました。
一先ず1.7mmをチョイス。
シャフトにはキット標準ダンパーと同様に、ストロークを規制する為、Oリング
を忍ばせます。
標準ダンパーから外すのも面倒でしたので、同じOリングを調達。
フロントは2つ、リヤは1つの指示です。一先ずは指示通りに。
ピストンロッドのガイドは2つ。因みにOリングも2つのようですね。
このような順番でOリングが格納されます。
Oリングは赤いタイプが入っていましたが、見た目に渋そうなので(偏見)、
Xリングの50°を使用しました。
リヤも同様に。
ここまで順調でしたが、次の工程で問題発生。
ダンパーエンドのボールですが、激渋です!(;・∀・)
樹脂のエンドに樹脂のピロボール。
これはダメです(苦笑)精度の高い模型を世に出してきたタミヤさんらしからぬ
酷い出来(;・∀・)
発想も商品としてもダメです。
いずれかを削ればそれなりになるかもしれませんが、なにせロア側のエンドなので
ヒットさせればあっという間に動かなくなりそう...
どうしようかと思案した結果、
これが使えそうです!
元々のプラボールが、
(ほぼ)同じ。
もう天と地の差ほどある動きの違い!
断然こっち(TRF)の方が良いと思います。
タミヤさんの中にあって高額な部類のダンパーですのでこんな些細な箇所も
手を抜いて欲しくなかった(´・ω・`)
エンドのピロボールがねじ込み式となった為、車両画も従来のビスからホロービスに
変更します。
使用したのは元々の取付ビス長と同じ12mmのホロービスですが、恐らく10mmの
ホロービスでも問題ないかと思います。
結果、サスアームに負担が掛からなくなったので良しとしましょう。
お次はオイル投入。
オイルはAXONさんのコアショックオイルで40wtという番手になります。
タミヤさんで言うところの#500くらいになります。
オイルの種類や番手については根拠は無く、AXONさんのオイルを一度使って
みたかった、だけ(*´ω`*)
オイルを満たし、エア抜き。「エアレーション」と、言いながらもエア抜きは
するのですね。
ピストンロッドを下げた状態で、
オイルを満たしたキャップを「エイヤ!(`・ω・´)」と、素早くシリンダーに取付
しっかり締めた後に、ピストンロッドをサッと上死点まで押し上げる
キャップの穴から溢れたオイルを拭き取りキャップスクリューを締めます。
すると、所謂引きダンパーになる。
パッと見、前後がわからないのでフルバンプ規制用のOリングをフロント側は
使用しなかったダンパーOリング(赤)を入れました。
スプリングについてはタミヤさんのビッグボア用が長期にわたり欠品しており、
利用している地元の模型屋さんに注文していますが、音沙汰無し(R4.11現在)。
そろそろ再販の噂もあるのですが。
その為、代用品として、
京商さんのビッグボア用のスプリングを購入してみました。
実際に代用品として使えているとのお話も見聞きしましたが、内容的にはやはり
バギー使いの方の情報のみでしたので少々不安でした。
が、特に取付に関しては問題無さそうです。
タミヤさんのスプリングが手に入りましたら自由長など比較してみます(車高が
あまり下がらないので)。
そして車両に取付け完成です!
その際に、リヤダンパーステーのボディマウントを前回の作業時に間違って取付けて
いたのに気が付かず、ダンパーが干渉し、不良品かと思った(;´Д`)ハズカシー
ヤバいなあ
「走らせるのが勿体ない」病が発症しそうです。